主催挨拶

​「SSW23」
 

2014年の暮れ、シンガーソングライターによるマイク一本の弾き語りフェス「SSW」は産声を上げました。
気がつけば10年、あっという間の10年。
本当に、いろんなことがありました。
台風が直撃したり、会場の音止めの時間がギリギリすぎて主催の僕が
5分しか歌えなくなる状況を省みて、後半の出演者が一曲ずつ減らして時間を作ってくれたり。
美しい夕焼けが見えたり、野音の鳥の鳴き声だったり、
コロナが明けて、みんなでビールで乾杯できたり。
あの人の、あの歌声だったり、ギターだったり。
来てくれた皆さんの笑顔だったり。

毎年準備が大変すぎて、もうやめようもうやめようと思いながらも、
いつだって「SSW」が終わったら、不思議とまた来年も頑張るかぁって気持ちにされてくれるんだよな。

気がつけば10年、あっという間の10年。

この間に、世の中も変わり、流行りも変わり、
音楽そのもののスタイルやビジネスシーンも変わりました。
ただ、一つ変わってないことは、いつだって「SSW」の弾き語りライブは最高だってこと。
それを信じてずっとやってきました。今までも、これからも。

今年はいつもの大阪城野外音楽堂が大規模改修が入るので、
場所を北に移し服部緑地野外音楽堂での開催です。

ただ、場所が変わってもフェスは「人」がつくるものです。

そこには何にも変わらない「SSW」の空気が服部緑地に訪れることでしょう。

奇跡みたいなあの瞬間「SSW」を愛する皆さんと
今年の10周年を共有したいなと思います。

どうぞよろしく。

WE ARE SSW!!!!

主催　大柴広己